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スポーツ外傷・障害(傷害・疾患)

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筋肉痛(筋線維損傷・筋膜損傷)

筋肉痛のイメージ

運動した数時間後から数日後に発生する「遅発性筋痛」のことをいいます。

原因

遅発性筋痛の原因となる運動は、筋肉が収縮方向(求心性収縮)とは逆方向に引き伸ばされながら力を発揮している(遠心性収縮)時です。求心性の収縮の場合、よほどの強い力を発揮しないかぎりは筋肉痛は起きません。
それらの原因により筋肉や筋膜が損傷を受け、炎症に伴い発痛物質(ブラジギニン、プロスタグランディンなど)が現れます。
また、最近では筋線維の損傷や炎症反応が起こっていない場合(通常の負荷強度での筋トレや日常生活レベルで「肩こり」に似たような痛みの場合)でもブラジキニン:BK、神経成長因子:NGFなどの発現増加がみられ、筋肉痛に対する新たな仮説が報告されています。

治療法

通常は発痛物質を消退させて、筋線維とその周りの筋内膜や筋周膜の損傷回復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて温熱療法を併用し、柔整手技療法(柔整マッサージ)やストレッチングなどで治療(施術)をします。

クールダウン

運動後のクールダウン(アイシングやマッサージ、ストレッチングなどを含む)は、疲労の回復だけでなく遅発性筋痛を防止する為の重要な役割があります。強度の運動をした後の筋肉は筋周膜や筋内膜さらには筋線維が傷ついた状態になっています。この状態での発痛物質の出現や筋線維などの微小断裂は痛みや筋肉のハリなどの症状を持続させる原因になりますので、クールダウンを行い、それらの組織の回復を促進することで、症状の緩和を期待する効果があります。

肉離れ

肉離れのイメージ

主には、急激に筋肉(骨格筋)が遠心性の収縮を強いられた結果、筋膜や筋線維の一部多くは筋腱移行部に損傷が生じることで発症します。

原因

自家筋力の強力な筋収縮によりふとももやふくらはぎの筋肉(特に筋腱移行部に損傷がおこります。
発生の要因として、筋肉の疲労、過去における損傷、ウォーミングアップの不足、筋力のアンバランス(ふとももにおいては伸筋群に比較して屈筋群の筋力が弱い)などが考えられます。

治療法

一般的に、受傷直後はPRICESに則った処置を行い、症状がおちついてから適切なリハビリテーションを開始します。ふとももの場合、痛みや腫れ、熱感などの症状が続く場合は「骨化性筋炎」の疑いもあります。その際はマッサージは禁忌です。
当院では超音波(エコー)による患部の観察をおこないます。筋肉の損傷や血腫の状態などが確認できます。状態に応じてましては医療機関でのMRI検査を手配いたします。

治療では電気刺激や温熱療法などを用いることもあります。「安静だけで治る」と思い込むのは妥当ではありません。痛みがなくなった場合でも容易に再発しやすく、十分に治療(施術)をすることが大事です。スポーツ再開までには、軽症でも数週間、重症では数か月間を要することもあります。
当院では加圧トレーニングによるリハビリやEMS(Electrical Muscle Stimulation:神経筋電気刺激)での治療(施術)をおこなっており、特にふとももやふくらはぎの筋力の回復には効果的です。運動療法やストレッチングではマンツーマンで治療(施術)、指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

捻挫

捻挫のイメージ

関節をねじりくじくこと。脱臼と同じように関節に起こり、関節包や靭帯が損傷しますが、脱臼との違いは骨と骨との位置関係は正常な状態にあることです。

原因

関節にその関節の許容範囲以上の運動を強制された場合に発生し、スポーツではサッカーやバスケット、バレーボール等でよくみられます。
関節包を含めた靭帯の損傷であり、靭帯は関節を安定させ正常な関節運動へと誘導する役割があります。よってその損傷(断裂)の程度により関節がずれたり、ぐらついたりして痛みや腫れなどが継続することになります。靭帯損傷の程度により、関節の不安定が認められない軽度の損傷、関節の不安定性が中程度に認められる場合は部分断裂、高度の損傷では完全断裂により関節の不安定性が著明に見られます。

治療法

当院では超音波(エコー)による患部の観察をおこないます。靭帯の損傷や浮腫の状態などが確認できます。状態に応じてましては医療機関でのレントゲン検査(ストレス撮影)やMRI検査を手配いたします。

RICE処置またはPRICES処置さらには免荷(松葉杖などの使用)を行い早急に受診(ご来院)下さい。受傷後早急に適切な治療(施術)を開始することが、治癒への最短コースとなります。患者様の状況によりましては捻挫(靭帯損傷)では安静・静養が保てずに、練習への参加や試合への出場を余儀されなくなる患者様も多数おられます。当院ではそれぞれの状況やニーズに即した治療(施術)をご提案させていただきます。患者様はどうぞご希望をお話ください。

打撲

打撲のイメージ

体をうちたたくこと。何かに強く叩かれたり、ぶつかったりすること。「打ち身」ともいいます。

原因

主にラグビーやサッカーなどの球技や格闘技等のコンタクトスポーツにより筋肉に外力が直接加わり、筋がその下にある骨との間に押し付けられて損傷することが多く(筋挫傷)、筋線維や筋膜を痛めて内出血やそれによる炎症により発痛物質が生じます。

治療法

基本はRICE処置あるいはPRICES処置となります。
当院では超音波(エコー)による患部の観察をおこないます。筋肉の損傷や血腫の状態などが確認できます。状態に応じてましては提携の医療機関でのMRI検査を手配いたします。
治療(施術)では患部の発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療をおこないます。痛みや腫れ、熱感などの症状が続く場合は「骨化性筋炎」の疑いもあります。その場合はマッサージは禁忌です。このように状態の判断に専門的な検査が必要なこともありますので、このような症状でお困りの方はご相談・ご来院くださいませ。
また頭部の打撲では、脳震盪や脳挫傷の症状を呈することが多く、必要に応じて脳外科専門医への受診を要します。

脱臼

脱臼のイメージ

脱臼とは「関節を構成している関節端が解剖学的状態から完全または不完全に転位して、関節面の生理的相対関係が失われている状態」をいいます。

原因

脱臼は、相手の選手とぶつかり合うような激しいスポーツに多く見受けられます。
特に柔道やラグビーなど、他にもスキーやスノーボードで生じます。

通常は、外力により関節がその生理的範囲以上の運動を強制された場合に、関節包や靭帯が断裂して関節が外れてしまいます。特に肩の関節では、初回の脱臼は強い力が加わって起こるのですが、適切な治療(施術)をしないと、クセになってしまい普段のちょっとした肩を挙げる動作でも簡単に外れてしまうこともあります。

治療法

脱臼は、はずれた関節を元に戻せばもう大丈夫と思っている方も多いでしょうが、実は関節が外れたことより、関節包や靭帯、周囲の筋肉などの組織が傷ついてしまうことの方が重要です。
つまり単純にもとに戻せば良いのではなく、しっかりとした固定や後療法(リハビリ)により、関節の周囲も含めての組織の回復が必要となります。
患者様では自分で脱臼を整復して、そのままにしておられる方がいますが部位によっては上記の理由でクセになってしまうこともありますので、受診(ご来院)にて適切な治療(施術)を受けられることをお勧めします。
当院では、医療機関との連携により、整復から固定、その後の後療法(リハビリテーション)まで一貫して行いますので安心してご来院下さい(ただし、脱臼の部位や状態によりましては後療法からとなることもあります)。

突き指・つき指

突き指のイメージ

指先に強く物が当たるなどして腱や関節、骨などを痛める怪我のこと

原因

突き指は素手でボールを扱うことが多い球技に起こりやすく、野球・バレーボール・バスケットボールなどやサッカーのゴールキーパーにもみられます。
物を取ろうと手を伸ばして指先をぶつけたりして損傷します。「つき指は引っ張ったら良い」という方もいまだにみられますが、確率的には引っ張らないほうがいいです。

突き指では、骨折や脱臼、他にも靭帯損傷や腱損傷、掌側板損傷などが考えられます。唯一引っ張って良くなるのは単純な脱臼の場合のみです。
良く見られるのは、指先の関節が曲ってしまうような突き指の場合です。「マレットフィンガー(つち指)」といい、この時も腱損傷や剥離骨折、または脱臼骨折をしている場合があるので注意が必要です。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲン検査を手配いたします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

熱感や腫れ、内出血などがありましたらなるべく患部をよく冷やして下さい。指を高く挙げるのも良いです。患部は動かさずに安静を保ちます。
当院では患部をプライトンやアルフェンス、テーピングなど固定し、発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や手のひらの筋群をほぐしたりしてから指のリハビリをおこないます。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。
なお、指輪をしている指をケガした場合ですが、やがて腫れてきますので早急にはずして下さい。指輪が血管を締め付けて指が壊死するようなことになります。指輪の切断も大変ですのでご注意ください。

疲労骨折

疲労骨折のイメージ

一度では骨折に至らない程度の小さな力が、骨の同一部位に繰り返し加わることにより発生する骨折のことをいいます。

原因

同じ骨に何度も繰り返しの負荷が加わり、最終的には骨や骨膜に損傷を起こしたものを言います。
レントゲンでは診断ができないことも少なくはありません。代表的なすねの傷害であるシンスプリントでは早期の発見にはMRI検査のSTRI(脂肪抑制法)による画像診断が有用です。必要に応じて医療機関にMRI検査を手配いたします。異常を感じましたら早期のご来院(受診)をお勧めします。
その他、足の甲(行軍骨折)や肘の内側部(投球による剥離骨折)、胸部(ゴルフでの肋骨骨折)などがあります。

治療法

患部に負荷を与えずに、骨のヒビに対して骨の修復を促すことが重要です。最近では超音波により骨損傷の修復を促す報告も見られます。また加圧トレーニングでも骨損傷の回復を促す報告もあり、当院ではいずれの治療(施術)も可能です。

椎間板ヘルニア・椎間板損傷・椎間板障害

椎間板ヘルニアのイメージ

椎間板の髄核が線維輪を破って、膨隆したり突出したり、遊離したりした状態のこと

原因

椎間板は椎体の間に位置し椎体の運動に関して体重などによる負荷を分散させる働きを持っています。しかし、加齢などで椎間板の中の特に髄核の水分量が減少するとその弾力性を失い、重い物を持つなどの負荷により潰されることとなり、髄核が脊柱管側へはみ出して神経を圧迫することにより椎間板ヘルニア(椎間板損傷)が発生します。
また、若い人では逆に髄核の水分量が多く、椎間板の内圧が亢進しすぎる場合があります(椎間板障害)。椎体の上下の部分も成長期の軟骨にて、内圧の上昇で硬くなった椎間板が軟骨を傷つけたりくぼませたりします(軟骨終板障害)。

スポーツ障害としては、テニスやゴルフ、野球の投球や打球などの強い腰の捻りを頻繁に行うスポーツで圧迫及び回旋が加わり発生しやすいと言われています。椎間板の検査ではMRIが有効にて、必要に応じて医療機関へ診断や検査を手配します。異常を感じたら早期のご来院をお勧めします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

椎間板ヘルニア(椎間板損傷や椎間板障害)は、多くは自然治癒するため、保存療法で治療(施術)するケースが大半を占めています。しかし、症状が重い場合(下肢の麻痺や膀胱・直腸障害を伴う場合)は緊急手術を要することもあります。
一般的にほとんどの場合は、周囲の筋肉をゆるめて、椎間関節の牽引治療などを行い椎間板への負荷を軽減していけば、自然治癒へと向かっていききます。
水中でのウォーキングなどの運動を行うことも症状を軽減させます。
また腰に関わる周囲の筋群(腰背筋や腹筋群、股関節の筋群など)の強化運動も有効です。
当院では加圧トレーニングによるリハビリやEMS(Electrical Muscle Stimulation:神経筋電気刺激)での治療(施術)をおこなっており、特に腰背部や腹筋群の筋力の回復には効果的です。運動療法やストレッチングではマンツーマンで治療(施術)、指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

野球肘

野球肘のイメージ

投球動作によるオーバーユース(使いすぎ)により起こる肘の痛みの総称のことを言います。

原因

原因として投球フォームの加速期からフォロースルー期による肘への外反と伸展が主な原因です。それにより肘の内側は牽引力が加わり、回内屈筋群や内側側副靱帯に損傷が起きます。また肘の外側では圧迫、剪断力が加わり上腕骨小頭に離断性骨軟骨炎(OCD)を生じることがあります。肘の後面では肘頭の肘頭窩へのインピンジメントにて損傷が生じます。成長期の野球選手においては、オーバーユースが第一の原因です。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲンやMRI、CTなどの検査を手配いたします。異常を感じたら早期のご来院をお勧めします。

治療法

内側型では一番多い筋腱型の損傷として特に浅指屈筋のストレッチングが有効です。指の関節までを含めた十分なストレッチングを指導します。
投球後のアイシングも日常のケアでは大切です。
当院では発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や柔整手技療法(柔整マッサージ)を肘の上下の部分を含めて上腕や特に前腕の筋群や指の筋群をほぐしたり、運動療法(リハビリテーション)やストレッチングで柔軟性を取り戻し、同時に筋力も強化していきます。運動療法やストレッチングではマンツーマンで治療(施術)、指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

テニス肘

テニス肘のイメージ

テニスでのサーブやストロークによるオーバーユースにより発症します。

原因

特にバックハンドのストロークでボールを正確に捉えられずに手首の背屈力で頑張ると、手関節の伸筋群に衝撃が伝わり、その衝撃の蓄積により筋腱付着部(エンテーシス)の微小断裂(エンテソパチー:筋腱付着部損傷)が発生しておこります。
当院は超音波(エコー)による検査をしますが、状態によりましては医療機関での検査(X線やMRI検査)を手配いたします。
異常を感じたら早期のご来院をお勧めします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

患部の安静が大切です。また、患部のへはサポーター等の使用によりインパクト時の衝撃を抑えることも有効です。予防には、スィートスポットでのストロークを習得する、適度な張力を有したラケットを選択する、患部へのストレッチングや筋力強化運動、アイシングなどを励行する、などの再発防止策が望まれます。

ジャンパー膝

ジャンパー膝のイメージ

バレーボールや陸上競技などで、ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎでの障害のことを言います。

原因

ジャンパー膝はその名の通りジャンプ動作の多用を原因として発症します。ジャンプ動作は、飛び上がった瞬間と着地した瞬間の二度にわたって膝に強い衝撃を与えます。飛び上がった瞬間は自分の体重を持ち上げた分の衝撃が膝に負担が掛かりますが、着地した瞬間は自分の体重に重力を加えた衝撃が膝に掛かります。
膝への強い衝撃を伴うジャンプ動作を繰り返すことで、膝を動かす腱や腱付着部の損傷を招き(エンテーシス損傷)慢性的な炎症の原因となります。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関のMRIの検査を手配いたします。
異常を感じたら早期のご来院をお勧めします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

ジャンパー膝は放置しておくと膝蓋腱の不全断裂を招いたり、筋腱付着部で骨への牽引のため骨が引き剥がされたりすることもあり、早急な対処が必要です。
ジャンパー膝においても他のスポーツ障害と同じくは、運動後はアイシングで発痛物質による痛み発生を抑えてください。ストレッチングにより筋肉の柔軟性を高め、筋腱付着部へのストレスを軽減させるのも有効です。

シンスプリント

シンスプリントのイメージ

シンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)は、骨を覆っている骨膜が炎症を起こし、やがては骨皮質に疲労骨折を生じる障害による痛みのことを言います。

原因

ランニングによる後脛骨筋、足指屈筋群による筋腱付着部への繰り返しの外力による骨膜損傷が蓄積されて、ついには疲労骨折へと移行します。足の形態として扁平足や回内足を有していることもあります。
シンスプリントでは、レントゲンで早期の発見が難しく、MRI検査(STIR:脂肪抑制法)が有効です。必要に応じまして医療機関へMRI検査を手配いたします。
異常を感じたら早期のご来院をお勧めします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

スポーツ障害の原則にて、安静が重要です。休養の間はスイミングやエルゴメーター(エアロバイク)などでなるべくコンディションをキープします。その他、発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。ストレッチングやアイスマッサージも効果的です。二軸性で膝や足部がニュートラルな走り方など、走法の改良も必要です。

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