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症状別治療

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  • 肩の痛み
  • 肘の痛み
  • 膝の痛み
  • 手の痛み
  • 外傷

腰の症状について

腰の症状についてのイメージ

腰が痛い、ぎっくり腰、背中や腰が張る・重い、お尻からあしにかけて痛みやしびれ等の症状のある方

■ 急性腰痛症(ぎっくり腰)

原因

重い物を持ち上げた時などに起こりますが、他にも顔を洗う時や下の物を取る時などで上体を前かがみにした時や、座りっぱなしや立ちっぱなしなどの同じ姿勢が長時間続いた時などに発生することがあります。
慢性的な疲労の蓄積にプラスアルファの要因が重なった時に起こります。
多くは椎間板や腰椎の関節、筋肉や靭帯などの損傷です。

治療法

痛みの強い時は安静にします(横向きや仰向けになって寝る)。横向きでは、痛む側を上にして、軽く股関節と膝を曲げた状態で寝ます。抱きまくらを用いると良いです。仰向けでは股関節と膝を直角くらいまで曲げて寝ます。膝の下に大きめなクッションなどを入れると良いです。これらの姿勢を取ることにより、傷めた組織へのストレスが軽減し痛みが軽くなります。
ほとんどの場合は2~3日、安静にすることで良くなりますが、痛みが軽減しない時やあしのシビレや動きが悪い時、尿や便の出が悪い時は医療機関(または整骨院)での受診(ご来院)をお勧めします。当院は医療機関との連携により、最適な検査(X線検査やMRI検査など)や治療をご提案させていただきます。


■ 腰椎分離症・腰椎分離すべり症

原因

腰椎には椎体や横突起、関節突起、棘突起などがありますが、「腰椎分離症」はスポーツなどによる激しい運動の繰り返しによって生じる「疲労骨折」です。上関節突起と下関節突起の間で骨の連続性がなくなりますので、椎体と横突起、上関節突起の前方部分と下関節突起と棘突起の後方部分が離れてしまいます。やがて腰椎の並び方が分離症がある椎体の上下でずれてしまうのが「腰椎分離すべり症」です。
また、中・高齢者では椎体の連結と安定性に関与している椎間板や筋肉などの働きが低下して腰椎分離症がなくても腰椎の並び方がずれてしまうことがあります。これを「(無分離)腰椎すべり症」「変性腰椎すべり症」といいます。

治療法

中学生から20歳くらいまでの場合、早期の発見にはMRI検査が有効です。分離が起こりそうな時や分離の新鮮期ではコルセットによる固定をおこないます。経過により患部以外の運動は可能となりますが、安静を強いられることに同意を頂けない患者様もおられます。当院では理念に基づく、説明と同意にて施術(治療)計画をお話します。また当院は医療機関との連携により、最適な検査(MRI検査やCT検査)をご提案させていただきます。
また、中・高齢者ではX線(レントゲン)検査にる斜位撮影にて分離が確認できます。分離したところがつながることは期待できませんが、すべり症へと移行させないことが大事です。当院では椎体の連結と安定性に関与している椎間板や筋肉などの働きを向上させる施術(治療)計画をお話します。理念に基づく説明と同意にて、腰の状態を維持していけるお手伝いをさせていただきます。


■ 坐骨神経痛・坐骨神経障害

原因

腰の痛みを生じる疾患や傷害(腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板損傷、腰部脊椎症、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症など)などでよくみられる、おしりからあしへの痛みやしびれ、感覚の異常、あしの力が入りにくい、動きが鈍いなどの症状が出ます。
腰椎と仙骨から出る腰神経と仙骨神経が合流して坐骨神経となりますが、その神経への圧迫や締め付け、神経自体への血流障害などで生じます。腰部の腰椎や椎間板、靭帯による神経への圧迫、おしりでの筋肉による締め付けや骨盤の関節の歪みなどが原因となります。

治療法

寝る時は痛むあしが上になっての横向きが良く、股関節と膝を軽く曲げると神経への圧迫や締め付けがラクになります。入浴で十分に体の芯から温めて血行を促すのが良く、普段は腰をおしりを冷やさないようにカイロなどで温めたりするのも有効です(おしりでは座ることでの圧力による低音やけどにご注意ください)。神経症状は一進一退の状態が続くことが多いので、根気強い治療(施術)をお勧めします。当院は医療機関との連携により、ご希望によりましては坐骨神経痛の原因を特定する検査(レントゲン検査やMRI検査)や除痛処置(薬物療法など)を手配いたします。

首や肩の症状について

首の症状についてのイメージ

朝起きたら首が痛くて回らない、首すじやうなじが痛い、首や肩がこる、首や肩がかたまる、うでが挙がらない、うでにだるさやシビレを感じる などの症状がある方


■ 寝違いや肩こり

原因

「寝違い」は、寝ている時の姿勢や寝具(枕やお布団)が悪いために、寝返りをうつときに首の関節や筋肉を捻ったり、圧迫をしたりして生じます。また、「肩こり」は家事やデスクワーク(パソコン作業)などで、長い時間にかけて同じ姿勢が続くことで生じます。いずれも「痛み」や「こり」のため、血液の循環の障害などから発痛物質が生じ、また筋肉が緊張して疲労物質が蓄積する悪循環となります。目の疲れや精神的・肉体的なストレスも「痛み」や「コリ」となって現れます。重い頭(約5㎏)やうで(片うでで約3㎏)を支えているのが首や肩であり、前かがみの姿勢や目線が下がっている時、うでを一定の位置に保持している時では、常に首や肩に負担がかかっていることになります。若い女性では、首の骨の並び方に異常がある場合(後わん変形)やなで肩によるうでへの神経や血管の圧迫(胸郭出口症候群TOSなど)などがみられます。

治療法

「寝違い」では安静にし、発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過により血流を促したり、かたくなった筋肉をほぐしたりするような治療(施術)をおこないます。強い痛みがおさまってきたら、首を回したり肩をすくめたりするような体操(運動療法)も有効です。なるべく、ゆっくりと首や肩、肩甲骨まわりの筋肉をゆるめてストレッチする(心地よく引き伸ばしていく)感じで運動します。頭やうでの重さを支える筋力を維持するための強化運動も必要です。家事や仕事の合間に、こまめな運動をすることが予防となります。当院では治療(施術)の一環として運動療法(体操)の指導もおこなっております。また、正しい枕の高さの指導もおこなっております。どのような運動(体操)をしてよいのかわからない方、どのような枕を使ったらよいのかわからない方は、ご来院くださいませ。


■ ムチ打ち症・むちうち損傷

原因

追突事故(交通事故)などによる衝撃により、頭の重さで首が瞬時に過伸展から過屈曲し、頚椎(けいつい)にムチのようにしなるような力がかかることで生じます。「頚椎捻挫」「頚部捻挫」「外傷性頚部症候群」などと呼ばれています。

治療法

症状は軽いもの(首の痛みや動きの障害、首や肩のこり感など)から重篤な症状(手やあしの麻痺)までさまざまです。交通事故での障害(損傷)は、事故による強い衝撃によって全身のあらゆる関節や筋肉などには損傷が生じています。事故の当日には異常がなくても翌日、翌々日に症状が出てくることもあります。痛みやしびれ、こわばりや違和感などを感じたら、早急な受診(ご来院)をお勧めします。当院は医療機関との連携により、必要に応じまして、X線(レントゲン)やMRIなどの検査を手配いたします。

肩の症状について

肩の症状について

■ 四十肩・五十肩

原因

「年齢は40歳台以降で」「肩の痛みと運動障害があり」「明らかな原因がなく発症したもの」を一般的に四十肩・五十肩(フローズンショルダー:凍結肩)と呼び、「肩関節周囲炎」といいます。
加齢や過労による、肩の深層の小さな筋肉の変性による小さなキズや関節包や滑液包の腫れにより、炎症期では強い痛み(特に夜の寝ている時の痛みが強い)を伴い、拘縮期では肩の動きがかなり制限され(特に背中に手を回す動作がしづらい)、解氷期でようよく治っていきます(日常の生活動作ではさほど痛みや動きづらさを感じなくなる)。
腱板損傷・腱板断裂(肩の深層の小さな筋肉群の集まりが傷ついたり切れたりする)や石灰性腱炎(その筋肉や滑液包などにカルシウムがたまる)などとの病気を見分けることが重要です。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのX線(レントゲン)やMRIなどの検査を手配いたします。

治療法

上記の病期に応じた治療(施術)をおこないます。炎症期では無理に動かさず、保温に努めます。夜の痛みは抱きまくらを用いて痛みのおきにくい肢位を工夫します。拘縮期では、温熱療法や柔整手技療法(柔整マッサージ)で肩をほぐして、痛みを感じない範囲での適切な運動療法をおこないます。解氷期では、さらにストレッチングも施し動きの範囲を徐々に広げていきます。当院では運動療法はマンツーマンで指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。


■ 腱板損傷・腱板断裂

原因

肩関節は、主動作筋(三角筋や大胸筋、広背筋、僧帽筋など)とそれを補助する筋肉群に分けられます。腱板は補助する筋群(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)でつくられて、肩の動きの中で関節の安定性に働きます。
特に棘上筋は加齢とともに弱くなり、日常動作による些細なことでもキズがつきます。若い人ではスポーツ活動により、肩を挙げて回すような動作にて、腱板は肩甲骨と上腕骨の間で挟まれることになり傷めます。また、転倒して肩をぶつけたり、手をついたりすることで断裂を起こすこともあります。
症状は痛みや肩の動きの障害などです。肩の一定の動きの範囲で痛みや雑音が生じたり、うでを上げたまま保持することができなかったりします。当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのMRIなどの検査を手配いたします。

治療法

完全断裂、不全断裂(滑液包面、腱内、関節面)など損傷の程度によって、また損傷の時期によって(高齢者などでは気づかずに時間が経ってしまっている場合もあります)治療の方法が異なります。損傷が軽度で新鮮な場合は、三角巾などで安静を図り、発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や柔整手技療法(柔整マッサージ)で肩の筋群をほぐしたり、運動療法(リハビリテーション)で動きの範囲を広げ、同時に筋力を強化していきます。当院では運動療法はマンツーマンで指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。
また、完全断裂やハイレベルのスローイングアスリートでは手術による縫合が勧められる場合があります。当院は医療機関(整形外科病院)との連携をとっており、必要に応じてご紹介をさせていただきます。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

肘の症状について

肘の症状についてのイメージ

日常生活の中で肘が痛い、スポーツ等で肘が痛い、物を持つような作業や手やうでの使いすぎで肘が痛いなどの症状のある方


■ 上腕骨外側上顆炎または内側上顆炎
       (テニス肘や野球肘、ゴルフ肘)

原因

スポーツや日常生活において手首を反らせたり、曲げたりする動作の繰り返しにより、筋肉と骨とのつながるところ(エンテーシス:筋腱付着部といいます)にキズつきます(微小断裂といいます)。スポーツではそれぞれの種目による動作により、テニスのバックハンドによる上腕骨外側上顆炎(バックハンドテニス肘)、フォアハンドによる上腕骨内側上顆炎(フォアハンドテニス肘)、ゴルフによる右打ちでの左肘の外側の障害(外側型ゴルフ肘)、右打ちでの右肘の内側の障害(内側型ゴルフ肘)、野球の投球による右投げの右肘内側の障害(野球肘)などがあります。スポーツ以外でも、職業がら重いものを運んだりする作業を繰り返したり、主婦では家事などによる日常生活動作の繰り返しにより傷めますが、そこには加齢による腱の弱りが原因となっています。
上腕骨外側上顆炎では難治性のものとして、腕撓関節の滑膜ヒダ損傷や撓骨神経管症候群(後骨間神経の障害)などがあり、上腕骨内側上顆炎では、特に成長期の野球選手による骨・軟骨障害も考えられますので見極めが必要となります。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲンやMRI、CTなどの検査を手配いたします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

しばらくは痛みを生じる動作を控えて(練習を控えて)患部を安静にして下さい。
サポーターなどで保護を図り、発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や柔整手技療法(柔整マッサージ)で肘や前腕の筋群をほぐしたり、運動療法(リハビリテーション)やストレッチングで柔軟性を取り戻し、同時に筋力も強化していきます。当院では運動療法やストレッチングはマンツーマンで治療(施術)、指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。

また、諸事情により練習を休めない、試合に出なければならないなどの場合にも対応します。アイシング処置や微弱電流通電治療(施術)、テーピングによる患部へのストレス緩和など患者様のニーズに即した治療(施術)をおこないます。

膝の症状について

膝の症状についてのイメージ

膝が痛い、曲げ伸ばしで痛む、歩くと痛む、階段の登り下りが痛い、下り坂やでこぼこ道で痛い、立ち座りが痛い、膝の関節に水がたまる、膝が腫れている、曲げ伸ばしで雑音がしたりひっかかった感じがしたりするなどの症状のある方


■ 膝の損傷や障害、外傷など

原因

骨折や靭帯損傷、半月板損傷、骨・軟骨損傷、滑膜ヒダ損傷、滑液包の障害など、膝は作りが複雜でなおかつ体重がかかり屈伸を伴う関節なので、体の中でも特にケガが起きやすい部分です。

膝は立っているだけの状態でも体重の負荷による圧迫力を受け、歩く時では体重の3倍、階段の昇り降りでは4~5倍、走る時では7倍もの負荷になります。スポーツなどではそれに加えて、急なスタートや切り返し、方向転換などで、捻じれや剪断などの力が働きます。スポーツによる一定の動作の繰り返し、使いすぎにより膝を支える靭帯や骨、膝の中にある半月板や軟骨などが損傷したり、練習中や試合中のアクシデントによっては外傷を起こす機会が少なくないと言えます。

外傷では、膝に負担をかけないようにシーネなどで安静を保ち、松葉杖などにより患部の免荷をします。早めに受診(ご来院)して検査をしましょう。当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲンやMRI、CTなどの検査を手配いたします。
損傷の程度により、キャストライトシーネなどで膝の関節を固定したり、サポーターやテーピングによる患部の保護や支持をおこないます。同時にアイシングや発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や柔整手技療法(柔整マッサージ)で膝の上下のふとももやすねやふくらはぎの筋群をほぐしたり、運動療法(リハビリテーション)やストレッチングで柔軟性を取り戻し、同時に筋力も強化していきます。当院では加圧トレーニングによるリハビリやEMS(Electrical Muscle Stimulation:神経筋電気刺激)での治療(施術)をおこなっており、特にふとももの筋力の回復には効果的です。運動療法やストレッチングではマンツーマンで治療(施術)、指導いたします(それぞれの患者様では状態やリハビリの手段や程度が違うためです)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。


■ 変形性膝関節症

原因

膝は日常生活において、体重の重みを受けながら屈伸する部位であり、永年の負荷の蓄積により関節の様々な部品が消耗してしまいます。
しかし表面にある関節軟骨や半月板には神経がほとんどないため、痛みが生じずに摩耗が進行し、徐々に半月板や関節軟骨が削れてしまい、形が変化していきます。この頃では削られた組織のクズが関節内を漂うため、その刺激により滑膜から水が出て、関節が腫れることで痛みが出たり、動きづらくなったりします。特に動きはじめの痛みや階段を降りるときの痛みが著明です。症状が進むと関節の曲げ伸ばしの範囲が狭くなったり、歩くときにグラつきを生じたりします。夜、寝ている時(動いたり体重がかっていないのにもかかわらず)に激しく痛む時は、まれではありますが「骨壊死(膝の骨の一部が壊死に陥る)」が考えられます。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲンやMRI、CTなどの検査を手配いたします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

当院では、痛みや腫れ、関節の動きなどに対しての治療(施術)をおこないます。膝の変形は特に内側に起こることが多く、その際、うちももやふくらはぎの筋肉がかたくなっていることがよくあります。それらを柔整手技療法(柔整マッサージ)でていねいにほぐしてあげると。痛みが緩和し、動きも良くなります。
また、ふとももの特に前の筋肉の力が弱くなっておることが多く、運動療法による体操で筋力を強くすることも有効です。さらにこの体操では、膝の滑液の状態も良くなり、関節軟骨や半月板への栄養の供給や負荷の軽減に役立ちます。
変形が強い場合では、足底板を挿入することで膝の悪い形を矯正し、膝関節の負担を減らします。
ご希望によりましては医療機関でのヒアルロン酸(滑液の成分です)の注射などもお願いすることができます(1週間に1回ですので、普段は当院での治療・施術となります)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

手の症状について

手の症状についてのイメージ

てくびが痛い、物を持ったり握ったりすると痛い、指をぶつけて指先の関節が腫れて痛いなどの症状のある方


■ 腱鞘炎

原因

手の使いすぎにより指の腱やそれを包む腱鞘が摩擦や肥厚を起こすために、その滑走により炎症を起こすものを「腱鞘炎」と言います。主婦では物を持とうとしたり、握ろうとしたり、タオルをしぼったりする動作で痛みを生じます。手首では親指側に起こりやすく「ドゥ・ケルバン病」といいます。指では親指(次にくすり指や中指)の手のひら側の付け根に起こりやすく、ひどくなると指を曲げると伸びなくなり、無理やり伸ばすと急にバネがはじけたようになるため「ばね指」と呼ばれます。

治療法

基本的には安静にします。場合によってはシーネやサポーターなどで固定します。主婦の方には難しいかもしれませんが、できるだけ休ませてあげてください。患部に熱を感じる時は、氷などで冷やして下さい。冷湿布も有効です。
当院では発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や柔整手技療法(柔整マッサージ)で前腕や手のひらの筋群をほぐしたりします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。
ご希望によりましては医療機関での痛み止めの注射などもお願いすることができます(注射は随時ですので、普段は当院での治療・施術となります)。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。


■ 突き指・つき指

原因

物を取ろうと手を伸ばして指先をぶつけたり、野球等のスポーツで指にボールが当たったりして損傷します。「つき指は引っ張ったら良い」という方もいまだにみられますが、確率的には引っ張らないほうがいいです。
突き指では、骨折や脱臼、他にも靭帯損傷や腱損傷、掌側板損傷などが考えられます。唯一引っ張って良くなるのは単純な脱臼の場合のみです。
良く見られるのは、指先の関節が曲ってしまうような突き指の場合です。「マレットフィンガー(つち指)」といい、この時も腱損傷や剥離骨折、または脱臼骨折をしている場合があるので注意が必要です。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲン検査も可能です。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

熱感や腫れ、内出血などがありましたらなるべく患部をよく冷やして下さい。指を高く挙げるのも良いです。患部は動かさずに安静を保ちます。
当院では患部をプライトンやアルフェンス、テーピングなど固定し、発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療(施術)をおこないます。経過に応じて、温熱療法や手のひらの筋群をほぐしたりしてから指のリハビリをおこないます。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。
なお、指輪をしている指をケガした場合ですが、やがて腫れてきますので早急にはずして下さい。指輪が血管を締め付けて指が壊死するようなことになります。指輪の切断も大変ですのでご注意ください。

外傷について

外傷についてのイメージ

骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷等のケガをした場合の処置の仕方です。

RICE処置

「RICE」は英語による略語のため、日本語での「あ・れ・や(っ)・た」(東大:武藤教室)をご紹介します。

あ:圧迫
れ:冷却
や(っ):休む(安静)
た:高く挙げる(挙上)

外傷(骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷等のケガをした)の場合の応急処置は、
「あ・れ・やっ・た」?で覚えておき確認をしましょう!

RICE: Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)
  • * Resting(安静): 損傷部位を安静にする
  • * Icing(冷却): 患部を局所的に冷やすことで、神経の興奮を抑え、痛みを軽減させる
  • * Compression(圧迫): 外傷後の患部の腫れを最小限に抑えるために弾力包帯等で圧迫する
      ※その際、強く巻き過ぎて神経・血管を圧迫しないよう皮膚の色や感覚などを確認する事
  • * Elevation(挙上): 患部を心臓より高く挙げて腫れを抑える

また、最近では「RICE」に「P」と「S」が加わり「PRICES」処置ともいいます。
<Protect:(患部を)保護する、Support・Stabilization:(患部を)支持・安定・固定する>

「PRICES」
Protect(保護) Rest(安静)  Icing(冷却) Compression(圧迫)  Elevation(挙上) Support・Stabilization(支持・固定)

ケガの治療は最初が肝心

腕をぶつけて内出血した、足くびを捻って腫れてきたなど、身体を痛めた時、ほとんどの方が少し様子を見られることと思います。しかし2~3日経っても痛みや内出血、腫れが引かないような時は早急な受診(ご来院)が大事です。ケガをした部分は受傷直後から、すでに修復の準備が始まり、最初の1~2週間がもっとも治癒が進みやすいのです。このときに適切な治療(施術)をすれば早く治りやすく、逆に無理をすれば一番治りやすい時期を逃し、あとあと痛みや腫れが長引くことになってしまうのです。
ケガをして経過が思わしくなければ、とにかくすぐに治療(施術)を受ける。これが肝心です。

骨折
原因

骨折とは骨の損傷で「骨組織の連続性が完全あるいは不完全に離断された状態」をいいます。ケガなどによる大きな外力やその逆には小さな外力の繰り返しにより、その骨の強度以上の力が加わったり、集積された場合に骨折は起こります。筋肉や腱、靭帯の骨との付着部で骨がはがれる剥離骨折や不全骨折では骨にヒビが入る亀裂骨折や子どもでは骨が柔らかいため若木骨折などが生じます。すねの疲労骨折などで、レントゲンでは早期の判断が難しく、MRI検査(STIR:脂肪抑制法)が有効です。また舟状骨などの短骨では骨挫傷(骨の内部における骨折)の場合もあり、同じくMRI検査が有効です。
当院は超音波(エコー)による検査をおこなっており、状態によりましては医療機関でのレントゲンやMRI、CTなどの検査を手配いたします。異常を感じたら早期のご来院をお勧めします。お困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

治療法

転位がある(ズレがある)場合は整復といって元の正しい位置に戻す処置を行います。その後は折れた部分がつながってきて安定するために、キャストライトなどで固定をします。
骨がくっついてきて安定してくれば固定は外しますが、ほとんどの場合は数週間の固定により動きの悪くなった関節や弱くなった筋肉を回復させなければいけません。
当院では、医療機関との連携により、整復から固定、その後の後療法(リハビリテーション)まで一貫して行いますので安心してご来院下さい(ただし、骨折の部位や程度によりましては後療法からとなることもあります)。

捻挫
原因

捻挫(ねんざ)とは関節包を含めた靭帯の損傷であり、靭帯は関節を安定させ正常な関節運動へと誘導する役割があります。よってその損傷(断裂)の程度により関節がずれたり、ぐらついたりして痛みや腫れなどが継続することになります。靭帯損傷の程度により、関節の不安定が認められない軽度の損傷、関節の不安定性が中程度に認められる場合は部分断裂、高度の損傷では完全断裂により関節の不安定性が著明に見られます。
当院では超音波(エコー)による患部の観察をおこないます。靭帯の損傷や浮腫の状態などが確認できます。状態に応じてましては提携の医療機関でのレントゲン検査(ストレス撮影)やMRI検査を手配いたします。

治療法

RICE処置またはPRICES処置さらには免荷(松葉杖などの使用)を行い早急に受診(ご来院)下さい。受傷後早急に適切な治療(施術)を開始することが、治癒への最短コースとなります。患者様の状況によりましては捻挫(靭帯損傷)では安静・静養が保てずに、練習への参加や試合への出場を余儀されなくなる患者様も多数おられます。当院ではそれぞれの状況やニーズに即した治療(施術)をご提案させていただきます。患者様はどうぞご希望をお話ください。

打撲
原因

からだをぶつける、ものが当たるなどで筋肉に外力が直接加わり、筋がその下にある骨との間に押し付けられて損傷することが多く(筋挫傷)、筋線維や筋膜を痛めて内出血やそれによる炎症により発痛物質が生じます。

治療法

基本はRICE処置あるいはPRICES処置となります。
当院では超音波(エコー)による患部の観察をおこないます。筋肉の損傷や血腫の状態などが確認できます。状態に応じてましては医療機関でのMRI検査を手配いたします。
治療(施術)では患部の発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療をおこないます。痛みや腫れ、熱感などの症状が続く場合は「骨化性筋炎」の疑いもあります。その場合はマッサージは禁忌です。このように状態の判断に専門的な検査が必要なこともありますので、このような症状でお困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

脱臼
原因

脱臼とは「関節を構成している関節端が解剖学的状態から完全または不完全に転位して、関節面の生理的相対関係が失われている状態」をいいます。
通常は、外力により関節がその生理的範囲以上の運動を強制された場合に、関節包や靭帯が断裂して関節が外れてしまいます。特に肩の関節では、初回の脱臼は強い力が加わって起こるのですが、適切な治療(施術)をしないと、クセになってしまい普段のちょっとした肩を挙げる動作でも簡単に外れてしまうこともあります。

治療法

脱臼は、はずれた関節を元に戻せばもう大丈夫と思っている方も多いでしょうが、実は関節が外れたことより、関節包や靭帯、周囲の筋肉などの組織が傷ついてしまうことの方が重要です。
つまり単純にもとに戻せば良いのではなく、しっかりとした固定や後療法(リハビリ)により、関節の周囲も含めての組織の回復が必要となります。
患者様では自分で脱臼を整復して、そのままにしておられる方がいますが部位によっては上記の理由でクセになってしまうこともありますので、受診(ご来院)にて適切な治療(施術)を受けられることをお勧めします。
当院では、医療機関との連携により、整復から固定、その後の後療法(リハビリテーション)まで一貫して行いますので安心してご来院下さい(ただし、脱臼の部位や状態によりましては後療法からとなることもあります)。

挫傷(肉離れ、腱損傷)
原因

挫傷(肉離れや腱損傷)とは筋肉や腱の組織が裂けたり、傷ついたりした状態の事をいいます。筋挫傷では前述したように、筋が骨との間で押しつぶされて起こることもあります。肉離れは筋肉の疲労や張りが強い状態の時に、過剰な運動をしたり、急激な負荷が瞬時に加わり筋肉に遠心性の収縮力が加わったりする時に起こります。特にふとももの後ろ側やふくらはぎに起きやすく、場合によってはアキレス腱の断裂が起きることもあります。
腱損傷は大きくは腱の実質での損傷や腱付着部での損傷に分かれ、特に後者は「エンテソパチー」と称され、筋肉や腱が骨に付着する筋腱付着部(エンテーシス)での加齢的な障害や繰り返される軽微な外力による損傷(微小断裂)によって、疼痛や腫脹、関節の動きや負荷に伴う障害が生じます。

治療法

基本的にはPRICES処置をして受診(ご来院)ください。
当院では超音波(エコー)による患部の観察をおこないます。筋肉や腱の損傷や血腫や浮腫の状態などが確認できます。状態に応じてましては医療機関でのMRI検査を手配いたします。
治療(施術)では患部の発痛物質を消退させて、損傷組織の修復を促す微弱電流通電治療をおこないます。痛みや腫れ、こわばりの状態に応じて柔整マッサージやストレッチングを併用します。このような症状でお困りの方はご相談・ご来院くださいませ。

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