贈る言葉

2012年12月21日 金曜日

【贈る言葉 2-148】

【子曰わく、参よ、我が道は一以て之を貫く。
              曽子曰わく、唯(イ)...】

孔子と弟子・曽子のやり取りの一文です。

孔子の優れた弟子であった
顔淵(ガンエン=顔回ガンカイ)は、
残念なことに早世し、
孔子はもう自分の学問を
本当に継いでくれる人物はいないだろう...
と、諦めていたそうです。

そこへ現れたのが曽子(ソウシ=参シン)でした。
ここに挙げた問答は
『孔子先生が言われた。
「参よ、私の道は一つの原理で貫いているよ」
曽子先生が「はい!」と歯切れ良く答えられた』
という意味です。
そして曽子は、
『先生が貫いて来られた道は、
     誠と思いやりだと思うよ』と続けます。

孔子は、曽子を『参や魯(ロ=のろま)』と
評していましたが、
その純粋さ・素直さ・実行力に
注目していたそうです。

それは我を捨て、ひたすら学問に打ち込んだ
曽子の心が天に通じたのだと、
論語普及会学監・伊與田覺氏は
解説されていました。
人は我を捨てて初めて素直になれ、
天に通じ、
『他力』が後押ししてくれるのかもしれません。

曲渕智子


投稿者 曲渕整骨院

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